さつまいもで食中毒になることもある?覚えておきたい対処法

さつまいもで食中毒になることはある?

サツマイモはその多用途で多くの人々に愛されている食材です。直接焼いて食べたり、スイートポテトなどの甘いデザートや大学いものような料理へと変身させるなど、様々な方法で楽しまれていますが、長時間放置すると腐るリスクが伴います。腐ったサツマイモを食べると食中毒を引き起こす恐れがあり、大変危険です。

 

この記事では、腐ったサツマイモを食べた場合に考えられる症状と対応策、保存方法についても解説します。

目次

さつまいもを食べて食中毒になった時の対処法

さつまいもを食べて食中毒になった時の対処法

 

腐った食べ物による食中毒は「吐き気、下痢、腹痛、発熱」などの症状を引き起こすことがあります。

これらは体が有害な細菌を排除しようとする自然な反応です。

 

このような状態になった場合は、体が細菌を排出するまで待つ他に適切な対処を行うことが重要です。

適切な水分補給

下痢や吐き気、発熱がある時は体は普段以上に水分を失います。吐き気が強い時は水を飲むのが難しいかもしれませんが、調子が良い時には少しずつ水分を取ることが大切です。

 

十分な水分を取らないと脱水症状を引き起こすリスクがあり、体のさまざまな機能に悪影響を及ぼす可能性があるため、水分補給は特に重要です。

吐き気に備えて準備を

吐き気がある場合、抑えるよりも吐出させた方が快適かもしれません。窒息のリスクを避けるため、仰向けではなく横になることを勧めてください。シックバッグや他の容器を前もって用意しておくと、思いやりがあり実用的です。

回復期に栄養補給を

食中毒からの回復期には、体の免疫力や体力が落ちていることが考えられます。症状が落ち着き始めたら、栄養を徐々に取り戻すことが大切です。

 

消化しやすいおかゆやうどん、栄養が豊富で簡単に取れるバナナやリンゴなどのフルーツがおすすめです。

 

腐ったさつまいもの見極め方

腐ったさつまいもの見極め方

 

サツマイモが腐ると、以下の特徴が見られることがあります。

 

  • 暗く変色した部分
  • 柔らかくなって押すとへこむ感じ
  • 苦い味
  • カビが生える

 

新鮮だったサツマイモも、時間が経つにつれて茶色や黒に変色し表面が柔らかくなります。

湿度が高くなるとカビが生えることも。

見た目には問題なさそうでも、切ってみると中が腐っていることがあります。

苦味があれば、腐敗している可能性が高いため食べずに捨てるべきです。

腐った後の身体への影響

腐った食べ物を食べると必ず体に悪い影響があると思われがちですが、少量であれば大きな問題は起きにくいです。食中毒の原因となる細菌も、少量なら胃酸で無害化されやすいです。

したがって、わずかに食べただけであれば症状は出にくいですが、腐っていると感じたらすぐに食べるのを中止するべきです。

 

さつまいもの保存期間

さつまいもの保存期間

 

さつまいもは、室温で約1ヶ月、冷蔵庫で約2ヶ月、冷凍庫で約1ヶ月保存可能です。

 

長持ちするイメージがありますが、1ヶ月程度が限界で、適切な保管をしないと早く劣化する恐れがあります。

さつまいもを長持ちさせるためには、後述する保管方法を利用することが大切です。

常温での保存方法

さつまいもを常温で保存する際は、1本ずつ新聞紙に包んで冷暗所に置くと良いです。

段ボール箱を利用するのも一つの方法です。

 

湿気は腐敗の原因となるため、乾燥した場所での保管が重要です。室温が20℃を超えると発芽の可能性があるため、その場合は冷蔵庫での保存が推奨されます。

冷蔵で保存する

夏場の高温で発芽することがあるため、冷蔵庫での保存がおすすめです。新聞紙で包んださつまいもを少し空けたポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保管してください。この方法なら約2ヶ月保存できます。

冷凍での保存法

さつまいもは、加熱後に冷凍することで約1ヶ月間保存可能です。マッシュポテトや干し芋として加工後に冷凍する方法もあり、これも約1ヶ月間は持ちます。

総括

    さつまいもが腐ると色が黒くなるか柔らかくなります。

    少量なら健康への影響は少ないですが、大量に食べると食中毒のリスクがあります。

    食中毒の症状が出た場合、水分と栄養の補給が大切です。

    さつまいもは約1ヶ月間保存が可能です。

     

    この記事では食品に関する有益な情報を提供していますので、他の記事もぜひご覧ください。

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